塗装の方法について [HOBBY]
僕は基本エアブラシを使って塗装します。
マシーネンクリーガーの生みの親・横山宏氏はほとんどの作品を筆メインで仕上げタッチを活かした、あるいは強調したような(いわゆるヨ式)塗装をされます。
氏のこの塗装はとても味があり、印象派の絵画を思わせるような趣きで、とても好きです。
しかし、この塗装方法は、イラストの延長線上に位置する表現方法だろうと自分は思います。
一方、僕が模型を塗装するとき、たとえ架空の兵器であっても、実在するものであるかのように表現したいと志しています。
まだまだ理想とはほど遠いですが、いつもその到達点を目指した表現を思索しています。
そのため、塗装に関しても、機体全体の塗装など、吹き付け塗装をするであろうと思われる部分はエアブラシで、認識帯や冬期迷彩など簡易的に塗装されるであろう部分は筆で行っています。
筆で塗られる部分に関しても、スケール感を損なわないよう、実際の筆のタッチはできるだけ残さず、スケールにあったテクスチャが残るような工夫を心がけています。
横山氏のファンの方々、あるいは氏の塗装表現を到達点とされる方々には、「マシーネンクリーガー(S.F.3.Dオリジナル)の模型は筆塗りでなきゃいかん」とお叱りをうけそうですが、そういう理由:目標到達点の違い:でメインエアブラシなのです。
ぼくはめんどくさがりなので吹付塗装をしたあとに、同じ色にちょっと他の色混ぜて筆で小突き回してヨ式のふりをしています(´ω`)
でもうまいことヨ式っぽく仕上がりません(´・ω・`)
by KickRage (2010-09-28 13:20)